実 績

「成形」「絵付」「焼成」といった
各工程専門の職人たちが腕を振るい完成する器たち。
実直に伝統を守りながらも異業種はもちろん、
海外の窯元や国内デザイナーとの 協業に挑戦し
現在に至ります。

photo

「青磁木の葉文 洋食器揃」を米国のティファニー社と共同開発

「TIFFANY源」のダブルネームで製作され、同社のニューヨーク本店で販売されました。
江戸中期の古伊万里に見られ、その後長く途絶えていた青磁染付技法を復活させた、当窯初の本格的な洋食器揃です。

「染錦鉄線花 花瓶」宮内庁お買い上げ

皇居宮殿の調度として謹製しました。本作を含めた宮内庁御用の大作品には、日本的なモチーフをデザイン化した植物文様が選定されました。

「染錦若笹 蓋壺」 「染付藤絵 花瓶」宮内庁お買い上げ

両作ともに、当窯が自負する高度な染付技法を駆使した文様表現が特徴です。

photo

「染付粟に鶉図 大皿」一対がティファニー社より大統領官邸(ホワイトハウス)へ寄贈される

本来は単品作ですが、同社からの依頼により欧米の伝統的なインテリアスタイルに準じてペアで製作されました。

photo

「古伊万里風楼閣桜図 大皿」が長崎市のカトリック信徒よりローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世へ献上される

教皇は初来日に際して長崎市を訪問され、浦上天主堂でミサが執り行われました。本作はその記念として献上されたものです。また、教皇歓迎晩餐会では「青磁木の葉文 洋食器揃」を使って料理が供され、後日教皇より行事への協力に対して感謝状が授与されました。

photo

「赤濃菊絵 花瓶」英国チャールズ皇太子(現国王)お買い上げ

16年ぶりに来日された皇太子が、都内でショッピングを楽しまれた際に目を留められて購入されました。

photo

皇太子殿下(今上天皇)ご成婚に伴い、「東宮御所用 食器揃」宮内庁お買い上げ

当時のお住まいであった東宮で賓客をおもてなしになる和食器揃として、全28種をお納めしました。正式な会席料理のスタイルを踏襲しながら、当窯らしい文様と形状をというご意向のもと、各工程の職人が総力をあげて製作に取り組みました。

「祥瑞手松竹梅 水盤」他4点、英国大英博物館収蔵品としてお買い上げ

同館が行った「未来に遺す現代日本の伝統工芸品」という収集活動の一環として、当窯製品が選定されました。

「御用邸用 食器揃」宮内庁お買い上げ

皇室が静養される各御用邸でお使いになる和食器揃です。

photo

セイコークロック(株)と磁器製時計を開発

同社の「DECOR SEIKO」ブランドに置き時計と掛け時計を開発し、最上位器種の置き時計には、工芸性の高いドイツ「フランツ ヘルム&サン社」製の機械式ムーブメントを搭載しました。

photo

ハンガリーのヘレンド窯とコラボレーションによる製品開発

ヨーロッパでも有数のハンドペイント技術を持つ窯と文様や形状の交換を行い、全国の有力百貨店を巡回した展示会を開催しました。

photo

セーラー万年筆(株)と磁器製万年筆を共同開発

両社の持つ特色を卓越した技術で融合させた、掌で愛でる工芸品です。

photo

デザインオフィスNENDO(代表:佐藤オオキ氏)監修による製品開発

『暮らしに小さな「!」を』をコンセプトに、ジャンルを超えたデザイン分野で世界的に活躍する佐藤オオキ氏が取り組んだ食器のシリーズです。

photo

JR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」に「染付梅地紋 手洗い鉢」を採用

ドーンデザイン研究所を主宰する水戸岡鋭治氏が手がけ、全国的な豪華寝台列車ブームの草分けとなった同列車内に設置されました。

photo

世界三大インテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展

2016年に有田焼創業400年の記念イヤーを迎えるにあたり、海外市場開拓のため毎年パリで開催される同見本市へ有田焼業界の選抜窯として出展しました。「染金彩獅子唐草 大鉢」は、そのフラッグシップとして製作したものです。

photo

Ken Okuyama Design(代表:奥山清行氏)による製品開発

「メゾン・エ・オブジェ」出展で有田ブースの総合プロデュースを務めたプロダクトデザイナー奥山清行氏が、自ら原型モデルを製作したオリジナリティ溢れる器です。

photo

フランスのDior社よりオリジナルプレートを受注

「メゾン・エ・オブジェ」において、日本古来の家紋をデザインした6柄のプレートをDiorオリジナルとして納品しました。

photo

スペインのリアドロ窯とコラボレーションによる製品開発

磁器製人形の世界的メーカーとして知られるリアドロ窯の素地に、当窯の職人が画筆を執って焼き上げた製品群です。