夜祭りで知られる歴史の街、秩父。この地で店を構える「武蔵屋」さんは、手打ち蕎麦の味の良さで知られ、東京や近県から多くのお客さまが訪れる名店です。 若い店主の関根信夫さんと源右衛門窯の器との出会いは高校生の時。展示会で菊絵の酒器を見て、欲しくて欲しくてたまらず、父親に買ってもらったのが始まりとか。 |
『武蔵屋』全景 |
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平成二年には窯の器や源コレクションを陳列販売する『陶芸むさしや』を、同じ屋根の下に開店しました。 蕎麦一筋に生きる関根さんの夢は“山中の湯の宿で、一日一組の客にザルソバを出す”こと……。 日本で初めての銅銭「和銅開珎」や絹織物、またセメントの町として知られる秩父の『武蔵屋』さんで、蕎麦会席に並ぶ器たち。障子の明かりをいっぱいに浴びて、とても居心地が良さそうでした。 素朴な蕎麦の味と表情を器たちが 優しく引立てています。 |
蕎麦への思いを熱く語る ご主人の関根信夫さん 窯の器を展示即売する『陶芸武蔵屋』の店内 |
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手打ちそば『武蔵屋』『陶芸むさしや』 http://www.chichibu-musashiya.co.jp/ ◆埼玉県秩父市番場町4-11 TEL.0494-23-1818 |
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